Horses Growing Stout

以下　教えてヒゲの隊長Part2 書き起こし あかりちゃん：あっ、ヒゲの隊長さん、またまたナイスタイミング！ ヒゲの隊長：やあ、あかりちゃん、またまた会ったね。 あかりちゃん：あれからひと事じゃいけないと思って、いろいろ見たり、聞いたりしたけど、わからないことがこんなに、こんなにあって、もうヒゲの隊長さん一家に一台必要だと思ったわよ。 ヒゲの隊長：一家に一台、それじゃあヒゲロボの隊長だな。 あかりちゃん：それじゃあ、今日も平和安全法制についてあれこれ聞くわね。覚悟して、ウフフ。 じゃあこの前続き。 あかりちゃん：最初のお便りです。日本は徴兵制になるんですか？ ヒゲの隊長：えっ、誰から？ あかりちゃん：日本のみんなからよ。細かいことはあまり気にしないで。 ヒゲの隊長：ははん。では、お答えします。それはそれは大きな大きな間違い。 徴兵制は今の憲法では許されていないよ。 そもそも最近では訓練されたプロしか扱えない装備がほとんどで、素人が戦闘機とか戦車をあつかえると思う？ あかりちゃん：うーん。無理だと思うわ。 ヒゲの隊長：だから徴兵制を導入する意味は少なくなっているんだ。サミットに参加している先進七か国はどこも徴兵制をやっていないよ。だから、日本は、憲法上も、必要性からも、徴兵制の国にはなりません。 あかりちゃん：無理やり兵隊にされるのはいやよね。私も絶対反対。　では次の質問ね。憲法学者の先生たちが憲法違反だって言っているけど、大丈夫なの？　 ヒゲの隊長：憲法学者の中でも憲法違反でないという人と違反だという人とその両方がいて、違反だという人の中には、自衛隊そのものが憲法違反だという人もいるぐらい。 あかりちゃん：え～。専門の先生たちでさえいろんな意見があるのにどう考えたらいいの？ ヒゲの隊長：日本を取り巻く環境が厳しくなる中で国民の命を守るための必要な自衛の措置はどこまでなのとずっと議論してきたんだ。そして最高裁判所の判例の範囲内で、国民を守るために集団的自衛権の一部を認める平和安全法制を作ったんだ。だから絶対に憲法違反じゃない。 あかりちゃん：知らなかった。最高裁判所が認めた範囲なら安心ね。 ヒゲの隊長：武力行使や集団的自衛権のことばかり話題になるけど、まず大事なことは平和外交なんだ。…